3-05 保守と革新

変更・意識して力を加えて変化させる・改める⇔維持・意識して力を加えて変化させない・守る

改める・それまでの考え方や遣り方を変更する

それまでの考え方や遣り方と、これからの変更先の考え方や遣り方の違いを分かっていなければ改めるのは困難です。


保守(伝統を守る)・右翼⇔革新(新たに採り入れる)・左翼

全体的に新旧のどちらを優先するかという傾向を示す言葉です。


進取(習慣にとらわれず、進んで新しいことに取り組んでいくこと)

⇔退嬰(たいえい)・進んで新しいものを取り入れようとする意気込みのないこと

「嬰」は守ること⇔進


踏襲(これまでの考え方や やり方を、そのまま受け継ぐこと、保守)

⇔改進(これまでの考え方や やり方を変更させようと働きかけていくこと、革新)


前例(先例)踏襲主義・保守主義⇔前例改進(回避)主義・革新主義

前例踏襲主義は不当です。同時に採用しようとすると矛盾する前例が多くあり、 そのうちから自己都合で抜き出して主張しているか、流されているだけです。 革新も主義にしてしまっては、いつまでも何も定めない無定見です。 新しいか古いか一辺倒ではなく正不当の基準にすれば、両翼として部分ごとに いいとこ取りが可能です。 どっちつかず(どちらも不採用)の中間派ではなく、両方から選び出して採り入れるという解釈で、両翼(派)と表現します。


善意は正当の内で保守的な部分を、正義(思考抱務)は革新的な部分を担います。


無定見と区別し、定見を改めるまではそれを用い、改めるなら理由を明確にしましょう。



3-04 歴史の捉え方と活かし方3-06 集団心理の扱い方
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