2-17 努力

目的を意識するかしないかは、成否に大きく影響します。


努力・労力を割いて目的を達成させようとする持続的な試み・目的を達成しようとして思考や行動を制御する一連の道程

・目的達成のために自己制御を続けること⇔虚無・無目的で過ごすこと


今は目的がないという人は、欲求を言語化していけば、大体はすぐに見付かります。 思考して計画を立て、実行し、反省して、再思考し、計画を修正し、再度実行し、これらの過程を繰り返していきます。 反省では個別の成否について点検し、欠点(問題点)を修正します。


努力は行為(若しくは不行為及び組み合わせ)を伴う一連の過程で、意思は心の中だけを言います。


努力を続ける意思を奪う運命似非主義に注意しましょう。


達成する能力が不足しているならともかく、 才能としての欲が弱いのを嘆いたり羨んだりするのは形骸(言葉と現実が不整合)です。 欲が弱いなら達成することに魅力を感じていないということで、成し遂げなくても済みます。 ただ、言葉を用いて欲求を増幅することは可能です。その場合、 暗示による印象操作(同じ言葉を繰り返して気合を入れるなど)だけでなく、 明示して意識で制御することも推奨します。



2-16 刑事罰3-01 人類以外の生物集団と人間社会の違い
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