2-07 義務と権利

権義(義務⇔権利)


義務とは、自分が他人に対して正当にする(してあげる)ことです。

権利とは、他人から自分に正当にしてもらうことです。


義務を「他人へ負わせる労役」とするのは不当です。また、権利を「自分が負わされる奉仕」とするのも同じです。 また、権利と権益を区別します。


権益とは、権力(集団の強制力)に依って得る利益です。(利権)


著書「憲法なんて知らないよ(著者 池澤夏樹)」で述べられていた

「明治時代にrightの訳は権利とされたが、権理とした方が良かった。」

という意見に賛同します。表現が似ている権利と権益の混同が害になっているためです。


倫理については、知るタイミングをある程度ずらす権利は有っても、 いつまでも知らないままでいる権利はありません。誰でも知る義務と権利があります。


責任は事後処理の義務とします。正不当の制限を設けなければ、責任と称していじめ放題になるからです。


責任⇔勧賞・賞を勧める



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