2-06 思想

思想・捉え方及び考え方の総体・個々人が持つ、言動と思考の属性及び傾向の纏(まと)まり


思想は自覚している主義と、無自覚な性向から成ります。


主義・イズム・常に持ち続けている一定の価値観・或ることを第一とする(他の事よりも優先する、及び至上とする)価値観

・主張するものが持つ義(根拠)、またはそれを述べたもの。言語化したものに限ります。


性向・性格傾向・言語化していない当人の思想傾向


正当主義とは、正当を最優先する考え方です。


「似非」には「似て非なるもの」以外の語釈を持たせてはいません。 似非主義に惑わされると理性の一部を失ってしまいます。論理への混乱から、常に違和感が付いて回ります。


ノンポリ・無主義・無定見⇔定見・しっかりした自分なりの考え方

評価基準が無いために評価する能力を持たない人が 「特定の考え方(思想)を持たない無定見の方が、持つ方よりも優れている」と 評価する「特定の考え方」は虚栄です。無定見は不当です。全く主義が無ければ、自らの統制が取れなくなります。 「あなたの思想は偏っている」と言うのが無定見な人の特徴です。 偏りの基準及びどちらに偏っているか(更にそれの良し悪しや正不当まで)を示さなければ、 論理としては何も言っていないのと変わりません。


規範・他者から言われたからという理由ではなく、自分で自分に課した方針に基づく規則

・或る価値基準で人の心を制御するための考え方


正当規範・自他に最も大きな利益をもたらす考え方や遣り方

⇔不当規範・自他に最も大きな利益をもたらさない考え方や遣り方

(頑なな他害主義を持つ人は除きます。)

不当規範を無害化する方法は、正当規範と不当規範の双方を知ってから、 不当規範の部分或いは全体を避け正当規範を採用することです。


倫理教育⇔心理支配

信じさせようとする規範の正不当が異なります。


規範の担い手

模範・見習うもの・手本・鑑・模範教師⇔反面教師・価値基準に反する


不当規範を頼みとする支配構造は、倫理教育が行き届けば維持するための権力を失って機能しなくなります。 過大評価したら、皆が怖じ気付いてしまいます。根拠無く「どうしようもないもの」と評価するのは不当です。 倫理及び正当規範が無かったから「これまでは」どうしようもなかったですが、 今そしてこれからはそれを得たことによって遣り様が見付かっています。


以下、邪ま或いは不当思想の類型です。

当人が自覚している主義としてではなく、性向である場合の方が多いようです。 認めなかったり言葉を形骸化させたりして自分を騙すのではなく、自らがそうならないように注意してください。


「現実はこんなもんだよ。今まで互いに傷つけ合って生きてきた。これからも変わらずそうして行きたい。今更変えるのは面倒だし、 余計な波風が立つだけで変えるのはどうせ不可能。理由は何となくそう思うから。 人間の意志、努力など錯覚。人間にできることなどない、すべてはあらかじめ決まっている。 私が何をしても運命であり、不可抗力。誰からも文句を言われる筋合いはない(何が悪い?)。 他人の苦痛など知ったことではない。いや、実は他人が苦しんでると気分が良くなるけど。 他人の苦しみで泣いて悲しめる、なんて私はすばらしい人なんだろう。 利害の調整など糞喰らえ、何をしようと何もせずとも何も考えずとも何も考えさせずとも何もさせずとも、個人の自由。 自分だけ楽しければ良い。でも、自分がされたら他の人に助けさせる。また、自分がされないようにするために他人をくいものにする。 私に向かって何か文句を言うやつは全て変人・知的障害者・狂人・カルト・統合失調症。 仮に、論理的に私が悪いと証明されたとして、私に対してお前に何が出来る?どうせ無理だろうが、かかってこい、お前みたいなヘタレで 低学歴・低収入・孤独な弱者は私達に搾取されることしか出来ない。搾取されたくなければ自殺しろ。働けない役立たずも自殺しろ。 法律も私の味方。私の気に障ることをすれば、みんなでお前を寄ってたかって潰す。 これからも支配及びいじめや心理支配などの犯罪行為を犯し、他人の犯罪行為・不行為を黙認する犯罪不行為を続ける。」



2-05 正不当を選択する意思2-07 義務と権利
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