1-08 空論 |
「言うは易く行うは難し」の原因を取り除きます。 因果・原因と結果 論・あげつらう、説明する 理・事割り・事を割ることが原義・一連の事の筋道(つながり、過程)を個別に捉えたもの⇔割り無い・無理・割り切れない 過程・因果の間の因果・理路 由(すべ、手立て)・関係付けてまとめる 理由・過程を説明したもの 論理・筋道立てて論じたもの 理論・事象を法則として体系的に説明したもの・或る事象の理について論じたもの 方法・目的を遂げるための計画的なやり方 空論・空理空論・机上の空論・現実離れしていて役に立たない論 ⇔充実論・地足論(じそくろん)・地に足をつけようとする現実までの地続き論 地足論(じそくろん)については、空論の対義語で検索して来られる方々が多く、 辞書には見当たらなかったため、造語しました。(現実論とか実現論とか実際論とかでは違和感があります) 最良想・想い描く最良のもの 理想・実現または現実に適用する際に生じるかもしれない誤差(現実と想像した内容の整合性)について扱わない想像 現実離れしていることが条件の空想と理想を区別します。 理想の内容は、新たな判断材料を得ることによって変わっていきます。 理想の有無は、現実を軽視しているかどうかとは別物です。 現実を見るだけでは、頭脳を働かせて新たなものを創ることは出来ません。 理想も思考を行う差異には役立てることが可能です。 「実行は理論に勝る」というのは場合によりけりで、それのみでは役に立たない言葉です。 全く理論なしでの実行は愚行です。理論だけで実行しないでもなく、理論を伴わせて実行しましょう。 問題・目的達成の妨げとなるもの 問題の見出し方を間違えないように(矛盾させないように)注意しましょう。 また、目的が無ければ問題もありません。目的設定を先に行いましょう。 問題を示すと共にに解決への道を示さなければ、示せなくても自らが真面目に解決に向けて取り組んでいる姿勢を示さなければ、 「どうにもできない」というあきらめの再確認(繰言)しか出せません。 「(ちょっとだけ)考えさせられた(でも何となく面倒だから行動しない)」では不当です。 「考えろ」「みんなで考えましょう」といっても、考えるための材料が無かったり誤っていたりすれば解決は困難です。 現状で多くの場合は、議論の場を設けてまとめることをせずに放置しているようです。 「この解決策を実行してはいかがでしょうか。お差し支えなければ、私が提示しました解決案を 皆様のお考えと組み合わせてご検討・修正なされた後に実行しましょう。」と話を進めましょう。 「私はこんな凄い(難しい、高尚な、賢い)ことを言っている」という「だけ」の自己完結及び虚栄で終らないように注意しましょう。 解決に繋がらないぼやきにならないようにもしましょう。 問題を考えるきっかけだけではなく解決策の考案と実行まで進め、他者の協力が要るなら提示して周知させましょう。 問題解決を困難にしている要因は、当人の性格か、他者か、環境か、理論か、それぞれを見極めていきましょう。 陰謀論とは、何かしらの事件や社会問題が「明るみになっていない誰かの謀(はかりごと)によるものだ」とする論です。 陰謀論は昔マスメディアが流行らせていた幽霊特集のように、恐怖心を煽るための不確かな噂として扱われて 「もう陰謀論は お腹一杯」と顧みられなくなって来ています。警告だけでは不足で、解決策の提示と、 場合によっては その啓発も必要です。 不安感や無力感を抱かせるだけで解決策の提示が無ければ、意欲を削いでしまいます。 安全に確認及び解決していくには強制力が要ります。陰謀論を確認及び解決できないままにしておくのは不当です。 陰謀が事実か否か、事実でないならそのことを広め、事実なら解決の方法を考え出して実行するのが正当です。 推理や事実調査と併せて倫理教育を行い、それらへの解決能力を得ます。 黒幕(フィクサー)が居ようが居まいが、解決のための追及力・交渉力・強制力を持たなければ解決できないのは同じです。 「じゃあ、どうすればいい?」に答えないとか「みんなで考えよう」とか「お前が自分で考えろ」とか、丸投げは不当です。 思考及び議論の基点を作るための作業は私が丸抱えしましたが(他にもやっておられる方が居るかもしれませんが)、 かといってその先を誰かに丸投げはしません。 私には倫理を普及させるための宣伝能力が不足しているため、皆様お一人ずつの助けが必要です。 「将来は良い事が起こる」と煽りはしても積極的に期待に変えることはしていない予言(希望論?)についても述べます。 根拠に乏しい希望論には、希望を期待に変える根拠を加えて便乗させてもらうことにしました。 |
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